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☆09年のドラマ☆

今回から順位付けは辞めます。

   09年1月期ドラマ(刑事もの、事件ものが多かった)
    《役者
主演男優賞:松山ケンイチ(銭ゲバ)
助演男優賞:田辺誠一(神の雫)
主演女優賞:菅野美穂(キイナ)
助演女優賞:片瀬那奈(歌のおにいさん)
努力賞:谷村美月(必殺仕事人、メイちゃんの執事)
新人賞:吉田里琴(メイちゃんの執事)
    《作品
作品賞:銭ゲバ
脚本賞:ラブシャッフル

    《寸評
月)「ヴォイス~命なき者の声」…監察医を主人公にした深津絵里主演「きらきらひかる」という作品があったが、ヴォイスは法医学ゼミの学生たちを主人公に置いている。そのため学生たちが調べる事件は、事件性のものがないものばかり。必然的に人情物になったが、その分泣かせる展開になった。
火)「フルハウス」…6~7シーズンの再放送。ジェシーの双子が成長していたずらを繰り返すのが可愛い。DJとスティーブがなぜ別れたのか分からない。米国人との感覚の違いか。
  「メイちゃんの執事」…こういうイケパラ系のドラマに理屈はない。摩訶不思議な設定を受け入れて楽しむしかない。水嶋ヒロ(仮面ライダーカブト)と佐藤健(仮面ライダー電王)の殴り合いのシーン。特撮出身俳優も多く、もはや恋愛物というより特撮ドラマだった。
  「神の雫」…ワインの銘柄など詳しくはないが、普通に楽しめた。本筋よりライバルの田辺誠一がエキセントリックすぎて笑えた。
  「トライアングル」…推理物を3カ月見続けるのは、現代人にとってかなりしんどい。しかも毎週怪しい人物が出てきたりサイドの事件で引っ張られても疲れる。こういうのは1話完結か2時間ドラマでちょうどいい。早々リタイア。
水)「相棒」…7シーズン目にして、相棒の薫(寺脇康文)が降板。後半は事件ごとに相棒が変わったり、右京(水谷豊)1人だったり変則だったが、話は綿密な推理が多くて面白かった。最終回で新相棒の及川光博が出てきて次のシーズンを期待させた。
  「キイナ~不可能犯罪捜査官」…相棒と同じ水曜日にぶつけてきた勇気を買う。超常現象を科学的に解明するということで「TRICK」にも似てるがもっとまじめな話。無理のある話もあったが、やはり今クールの中で脚本がずば抜けていたと言えるだろう。
木)「Q.E.D証明終了」…NHKのこの枠(木曜8時)の作品ではまずまず面白かった。推理に無理があったり、演出や話が今イチの回もあるが、60点ぐらいはつけられるだろう。
  「特命係長只野仁」…人気作もついに終了。映画にもなり9時台に進出しもうやり尽くした感。時間的にお色気を減らさなければならず代わりにギャグに走った。マンネリな感じも出てきてたしここらが引き際か。
  「ありふれた奇跡」…いい話だと思うんだけど、地味。僕の趣味ではなかった。今さら不妊が原因で結婚できない女の話をやられても。山田太一の脚本が行き当たりばったりの気がする。
金)「必殺仕事人2009」…ホストクラブやマルチ商法、お受験、ニートなど、現代に起こっている事件を江戸風に置き換えて仕事人に始末させている。そういう意味で痛快。1クール延長になったのも納得。
  「ラブシャッフル」…やはり野島脚本。ストーリー的にこんなことあり得ないだろうと思いつつも、引き付けられた。ただ、貫地谷しほりの使い方が良くない。彼女のコメディエンヌとしての持ち味を生かしてほしかった。
  「歌のおにいさん」…思ったよりも面白かった。子供番組の裏側を見ている気分になった。ただ、NHKではこうじゃないだろう。大野智がやる気なさそうに着ぐるみを着て踊るのが良かった。歌のおねえさん・片瀬那奈ははじけていた。
土)「RESCUE~特別高度救助隊」…仕事上仕方ないが、死人が多すぎ。毎回毎回ピンチで実際の仕事を誤解されないかと危惧する。海保が主役の「海猿」とどうしてもダブる。主人公があまり成長しないまま終わってしまった。
  「銭ゲバ」…松山ケンイチの鬼気迫る圧倒的な演技。一歩間違うとギャグになってしまうかもしれないが、彼の迫力で多少無理なストーリーも勢いで最終回まで見せた。「銭ずら~」は自分の周りでは流行語になった。
  「ファン・ジニ」…主人公に全く好感が持てず。ツンデレもいいかげんにしてほしい。彼女のかたくなな態度が師の命を奪ったり、夫の命を危うくしたりしていらいらした。
日)「天地人」…つかみはOK!第1話の子役・加藤清史郎の名演技で泣かせた。謙信の阿部寛も凄みがあって良かった。しかし、吉川晃司の信長、登場の意味が分からない長澤まさみの女忍者?はいまひとつ。配役はもう少し考えてほしい。
  「本日も晴れ。異状なし」…せっかく沖縄の美しい島という題材なのに無駄なエピソードが多すぎ。坂口憲ニの駐在が島に赴任してきた理由なんかいらないと思う。

   09年4月期ドラマ(社会派ドラマにいいものがあった)
役者
主演男優賞:阿部寛(白い春)
助演男優賞:遠藤憲一(白い春)
主演女優賞:天海祐希(BOSS)
助演女優賞:香椎由宇(名探偵の掟)
新人賞:大橋のぞみ(白い春)
作品
作品賞:白い春
話題賞:BOSS
脚本賞:臨場
コメディー賞:名探偵の掟

寸評
  「つばさ」…予想外にはっちゃけた内容の朝ドラ。でもこれまでありがちだった出来過ぎの登場人物じゃなく、よりリアリティーがあって好感が持てる。高畑淳子のお母さんがいい。基本的に朝はコメディーを突き詰めてほしい。
月)「ハンチョウ~神南署安積班」…面白いんだけど今クールは「臨場」「BOSS」とずば抜けて面白い刑事物があって影が薄くなった。この枠で奇をてらったものは厳禁なので、先が読める無難な筋が目立った。
  「婚カツ!」…内容が全然婚活じゃない。地上げ屋から商店街を守る話になってしまった。結婚するとうそをついて区役所に就職したり、コメディーとしても笑えないんですけど。中居君と上戸彩の組み合わせ自体かなり無理。
火)「フルハウス」…第8シーズン。ミシェルの成長著しく、他の登場人物の影が薄くなる。面白かったのはベッキーがダニーの上司になる話。日本じゃ考えられないな。
  「アタシんちの男子」…週に1本はこういうはちゃめちゃなのが欲しい。終わってみると、ロールプレイングゲームみたいな話だな、と思った。ロケ地のロックハート城に行きたくなった。つるのらネットカフェ店員の使い方はもう少し考えてほしかった。
  「白い春」…最初は最後まで見るか迷ったが、どんどん引き付けられていった。子役・大橋のぞみの好演、阿部寛の演じる刑務所帰りの男が抱える世間からの風当たりの強さなど、うなった。今期1番。でも最後は死なせないでほしかった。
水)「臨場」…検視官の側から見た推理物。論理的で非常に面白かった。元の原作の出来が良いのだろう。内野聖陽も警察官がすっかり板についてきた。
  「アイシテル~海容」…10歳の子が7歳の子を殺す。衝撃的事件で視聴者を誘う手口はあざといなー、と思いつつ、時には涙しながら見てしまった。子を持つ親として琴線を揺さぶられた。
木)「ゴーストフレンズ」…最後まで見たけど見なくてもよかった。内容も役者も(主役も脇役も)ぱっとしなかった。
  「夜光の階段」…3話でリタイア。こういうのは2時間ドラマで十分。
  「BOSS」…ちょっと真新しい刑事物。アメリカ型の捜査?なのか、犯人を追い詰めていくやり方が面白かった。最終回、竹野内豊をめぐって二転三転したのが面白かった。
金)「必殺仕事人2009」…大倉忠義と交代で出てきた仕事人・田中聖。影が薄いまま終わって残念。いらなかったかも。
  「スマイル」…2話でリタイア。設定にリアリティーがまるでないし主人公がこれでもかというほど苦しむのが見るに耐えない。第1話を見てハッピーエンドじゃないのが分かってしまったのでやめた。
  「コンカツ・リカツ」…月9と違い婚活の話ばかり。離活のほうはどうしても深刻になるし、いらなかったんじゃないか。最終回の終わり方(ヒロインが誰とも結婚しない)が納得いかない。
  「ツレがウツになりまして」…うつという重い題材だけに、実写ドラマにすると、漫画の面白さが伝わってこない。
  「名探偵の掟」…最初は反則だ、と思いつつ慣れた。2時間ドラマの掟、時刻表トリックの掟、1人2役…。今思い出してもほくそえむ内容だった。推理物というよりコメディーとして楽しめた。さすが東野圭吾。
土)「ゴッドハンド輝」…いかにも漫画。あまりにもあり得ない。これはむしろアニメでやるべきでは?6回で十分。
  「Mr.BRAIN」…そこそこ面白かった。脳科学者という部分をもっと前面に押し出した事件を考えてほしかった。やはり「ガリレオ」には数段かなわない。
  「ザ・クイズショウ」…2話でリタイア。毎回クイズ番組で犯人を暴く。発想はいいと思うけど、主人公の性格が無礼で不愉快。
  「風に舞いあがるビニールシート」…2話でリタイア。難民問題など難しいテーマに挑戦はいいのだが、堅すぎていかにもNHK。こういうのはドラマでなくドキュメンタリーで見たい。
  「魔女裁判」…最初は良かったけど、裁判員制度でこういうことは起こり得ないし、主人公の恋人が嫉妬のあまり狂言誘拐をしたり、裁判の本筋と関係ないどんどんおかしな方向に行ってしまって残念。
  「ER12」…アビーとルカが復活など、いろいろ面白い話があった。レイと中学生、クレメンテとNYの人妻、ニーラの結婚など恋愛話が多かった。
日)「天地人」…本能寺以降戦乱が収まってまるで別のドラマのようになった。秀吉に臣従するくだり、原作から外れてかなり詳しく回を割いていた。それがプラスになるかはまだ分からない。
  「僕の妹」…2話でリタイア。兄妹愛なのかミステリーなのか、何を訴えたいのか分からん。

   09年7月期ドラマ(ドラマ冬の時代)
役者
主演男優賞:舘ひろし(ダンディ・ダディ)
助演男優賞:錦戸亮(オルトロスの犬)
主演女優賞:北川景子(ブザー・ビート)
助演女優賞:高畑淳子(つばさ、オルトロスの犬)
作品
作品賞:メイド刑事(面白さが群を抜く)
脚本賞:ブザー・ビート(久々に続きが気になる恋愛物)

寸評
「つばさ」…玉木家の人々がコミュニティーラジオを私物化しているのにあぜん。早く次のものが見たい。
月)「ブザー・ビート」…久々に月9らしい月9。相武紗季の徹底した悪女ぶりや、コメディー要素を1人で引き受けている貫地谷しほりの友人役が凄すぎ。ベタすぎる展開を恥ずかしげもなく最後まで通したのが立派。
火)「フルハウス8」…これで終わりは寂しい。
  「救命病棟24時4」…江口洋介のバイク事故で回数が短くなったのがすべて。最終回は拡大していたが、もっと見たかった。
  「恋して悪魔」…こういうありえない設定の時はコメディーにしてほしい。吸血鬼の純愛物なんて、誰が見るのか。2話でリタイア。
水)「新・警視庁捜査一課9係」…普通の刑事物。特別面白いというほどでもなかった。
  「赤鼻のセンセイ」…院内学級物で誰か死ぬかと思えば意外やハッピーエンド。面白い、とまでは言えないが毎週楽しめた。
木)「ふたつのスピカ」…前回の「ゴースト…」よりは面白かった。宇宙飛行士を目指す主人公の葛藤がもっと出たらよかった。
  「ダンディ・ダディ」…面白かった。新垣結衣が娘役だった「パパと娘の7日間」にそっくりだが、舘ひろしのダンディー小説家と心配性の父とのギャップが非常に笑えた。ただ回を追うごとに尻すぼみ。
  「任侠ヘルパー」…暴力団を取り上げるのなら人情物でなくコメディーにしてほしい。任侠、あるいはヘルパーである必要性が何もない。何が面白いのか分からない。2話でリタイア。
金)「コールセンターの恋人」…小泉孝太郎初主演。彼は情けない男を演じさせるとはまる。ヒロインがミムラじゃなくもう少し可愛げのある女優が見たかった。
  「オルトロスの犬」…神の手と悪魔の手、ありえない設定も慣れてしまえば結構食いついてしまった。
  「メイド刑事」…今期1番。「スケバン刑事」をはじめ、さまざまなパロディーをちりばめる。とにかくユニーク。これでもかこれでもか、と笑いに徹していた。アクションシーンもギャグの世界。「魁!男塾」みたいだ。
土)「こちら葛飾区亀有公園前派出所」…人気コミックの実写化だが、ドタバタなのか人情物なのか徹底してほしい。主役の香取慎吾が両津に合う合わない以前に、この漫画は実写向きじゃない。1話でリタイア。
  「華麗なるスパイ」…007のパロディーなのか、徹底的にはじけてる。深キョンのコスプレも楽しみだった。ただ、これも回を追うごとに飽きた。
  「オトメン(乙男)~夏」…期待したはずじゃないがそこそこ。ヒロイン夏帆の演技が一本調子で下手すぎ。
  「ER12」…ガラントが戦死したり、サムの元夫が病院に強盗に入ってきて、ルカとアビーが大変、どうなる?というところで終了。考えられない最終回。半年後まで待てない。
日)「天地人」…豊臣政権下の上杉家の動きを描く。原作にはないエピソードが多かったが、最も重要な関が原がよく描けていた。小早川秀秋の上地雄輔もハマった。
  「官僚たちの夏」…官僚を美化しすぎ。なぜ総選挙のこの時期にこれ?内容は面白かったが、民主党の政策に挑戦するかのように見えて不愉快。

   09年10月期ドラマ(さらに低迷)
役者
主演男優賞:三浦春馬(サムライ・ハイスクール)
助演男優賞:内野聖陽(JIN-仁-)
主演女優賞:該当者なし
助演女優賞:石井萌々果(マイガール)
作品
作品賞:サムライ・ハイスクール
次席:JIN-仁-

寸評
  「ウェルかめ」…主人公のダメっぷり、KYっぷりが痛い。
月)「東京DOGS」…細かいところのギャグがシリアスなストーリーにかみ合わず滑っていた。
火)「オトメン」…1カ月だけの延長。もっと見たかった。
  「リアル・クローズ」…女性ならいいかもしれないが、こういうテーマ(いい服を着ればいい女になれる)のドラマは1回見てパス。
水)「相棒8」…脚本によって出来、不出来の回の差が激しい。
  「ギネ 産婦人科の女たち」…主演の藤原紀香の能面ぶりがかえってハマった。新米医師の上地雄輔が主演のほうが良かった。考えさせるドラマでまずまず。
木)「ROMES/空港防御システム」…話が荒唐無稽すぎてついていけなくなった。国仲涼子真犯人のところでやめておけばよかったのに。
  「交渉人」…パート1よりも各エピソードは良かった。ただ、主犯のサマークローズのキャラ、動機が弱すぎる。
  「不毛地帯」…第1話の2時間スペシャル(シベリア抑留)でおなかいっぱい。ビジネスドラマになって見る気がなくなった。2話でリタイア。
  「傍聴マニア09」…裁判物はそこそこ面白いものができる。深夜枠だが見てよかった。
金)「アンタッチャブル」…失敗作。犯罪の凶悪さに比べて、兄の狂人ぶりが描ききれていなかった。設定に無理ありすぎ。
  「おひとりさま」…いつか見たような観月ありさ。同じパターンで食傷気味。
  「マイガール」…良心的なドラマだが枠と合わない。金曜深夜はコメディーを期待したい。
土)「サムライ・ハイスクール」…今期一番の出来。三浦春馬の侍ぶりがぴったり。現代人の忘れていたことを侍が気づかせてくれる。
  「チャレンジド」…「サムライ…」の裏でなければ見たんだが…。NHKはまじめすぎる。
日)「天地人」…関が原をもっと丁寧に描いてほしかった。「坂の上の雲」放送のため短縮されたのも痛かった。
  「JIN-仁-」…現代の医師がタイムスリップして幕末で活躍。医者物は元来ウケる。その上、歴史上の人物が絡み実にいい味。坂本龍馬の内野聖陽は決まっていた。


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